NTT西日本の「フレッツグループ」というサービスをご存知でしょうか。
ようはNTTフレッツシリーズの回線を利用して、本社と支社などの拠点間を結ぶサービスです。
よく似たものに「インターネットVPN」がありますが、違いは次のようになっています。
・NTTフレッツシリーズ(光プレミアム/Bフレッツ/フレッツADSL)の契約があれば、インターネット(プロバイダとの契約)は必要ない。
・低価格(ベーシックメニューで1拠点 1,800円/月)
つまり、インターネットを利用せずにNTT西日本の回線内で独自のネットワークを作れるといったところです。
安全性はインターネットを利用しないため、インターネットVPNよりは高くなります。
通常は拠点間で1対1の接続になるのですが、ルータを使用することでネットワーク同士を接続することも可能です。
また、ルータでVPNを行うことでより安全性も高まります。
弊社で行うときは、通常YAMAHAのRTシリーズで行うの場合が多いのですが、今回は、NTT Flebo FNX0610 でのフレッツグループ接続を行いました。
通常フレッツグループとルータを使用してLAN同士を接続する場合は次のようになりますが、Fleboの特徴は同じセグメントのLANにすることが可能ということです。
・ルータでのフレッツグループ
A拠点 – 192.168.1.0/24
B拠点 – 192.168.2.0/24
・Fleboでのフレッツグループ
A拠点 – 192.168.1.0/24
B拠点 – 192.168.1.0/24
※ただし、同じIPアドレスの割り当てはできない。
PCの台数が少ない場合などは、IPアドレスの管理なども面倒ですので「Flebo」の方が便利です。
本社と支社など、拠点間の接続をご検討でしたら、フレッツグループ+Flebo の組み合わせもご検討ください。